うつじゃなく、双極性障害だった

うつ

 こんにちは、うつナマケモノです。
 そのうちに記載しますが、現在いろいろありまして働ける体調でなくなり職をやめ、実家に帰りました。

 実家は、従来過ごしていた私の家から、地方を1つまたいだ先にありました。
 医師には「この体調で引っ越しは無謀だ」と言われました。

 実際、非常に無謀でした。
 引っ越しのお任せパックにしたのですが、その最中も寝る。荷出しの間も寝る。などと、ほとんどの人との対話は母が行っていただきました。

 そんなヘロヘロ状態でしたが、何とか引っ越しを終えました。
 転入届をすると同時に、私は、あるものを新規に申請いたしました。

 新規の精神障害者手帳申請です。
 今までにさんざん様々な職場で受けたパワハラモラハラの影響で、そういったことがもう絶対にない職場につきたいという願い。
 そして心の傷から当面は、少なくとも年内は勤務が非常に厳しいと考え、金銭面での支援・支給が必要と考え、障害厚生年金や障害年金を申請する予定です。

 そして引っ越しに伴い、またあることをしました。
 抑うつの外来受診先の変更です。

 こちらは、私自身が探し受診となりましたが、もともと受けていた心療内科の医師に紹介状を書いていただきました。

 私の新たな受診先は、紹介状がないと受けれない、人気の高い病院だったようです。
 設備も整っており、非常に大型な施設でした。
 そのこともあり、私は新たな事実に直面することになるのです。

転居先の外来受診で検査を受ける

 今までは、血液検査しかしてこなかったのですが、転居先の新しい診察所では、ほかの項目も詳しく検査しました。

 実際の流れとしては、以下のかたちでした。

①初診の問診票を記載
②看護助手のような方に聞き取りにて、現在の病状の詳しい状況をうかがわれる
③医師とのやり取り (今までの通院に至る経緯など、また、幼少期に何かあったかなど)
④検査       (血液検査、脳のCT、脳の光トポグラフィー検査)
⑤医師のとやり取り (今の病状、来診の予定など)

 ここで検査が多かったのは、転居先が大型病院だったのもありますが、何より、今までの受診先が心療内科であったのに対して、転居先は精神科外来だったのが大きいと感じました。

 ④の検査についてですが、光トポグラフィー検査だけ不明な人もいると思いますので、詳しく説明させていただこうと思います。

光トポグラフィーとは

光トポグラフィー(NIRS)検査
  うつ症状の原因疾患診断補助に用いられます
  ※この検査は診断の確定や治療をするものではありません。

(群平均、課題開始後60秒時点の酸素化ヘモグロビン)

(群平均、前頭部チャンネル領域の酸素化ヘモグロビン)
上記内容:東京医学部付属病院HPから引用
こころの検査入院|東京大学医学部附属病院 (u-tokyo.ac.jp)

 私の担当医師の方によりますと、こちらの光トポグラフィー検査により、
 ・健常者 
 ・抑うつ患者 
 ・双極性障害(躁うつ病) 
 ・統合失調症 

 といった方々におおよその目安でですが、判別できる基準になるそうです。
 また、光トポグラフィー検査は、頭皮に近赤外線を当てて大脳皮質の血流量の変化を調べる装置ということも聞きました。

 実際の風景はこのような様子。

脳の血流量の変化を分析する光トポグラフィー検査
うつ病を「見える化」 光トポグラフィー検査進む|【西日本新聞me】 (nishinippon.co.jp)より引用
うつナマケモノ
うつナマケモノ

頭に機器のついたキャップのないきつめの帽子をかぶせられました
15分程度でしたので、長いなーと思うこともなし
 ・「あいうえお」を復唱をずっとする
 ・「〇」から始まる文字をできるだけいう(例:えんぴつ、えのぐ……)
このことを正面の真っ白なモニターを見続けながらしてました

 ちなみに脳のCT検査は脳の器官自体の疾患を見るため、血液検査も他の病気との関連を見るために行うそうです。
 多方面から鑑みて、改めて診察を行っていただける点に、非常にありがたく感じました。

2週間後の診断結果

 2週間経過して、診断結果がわかりました。

血液検査 →異常なし
脳のCT  →器官として異常なし
脳の光トポグラフィー検査 → 双極性障害の傾向あり

 以上のような結果でした。
 前回受けた詳しい問診や、紹介状の記載内容といったものからも考えて、私はそのとき初めて、
双極性障害(躁うつ病)という診断が下されました。

 初めて聞いたときは、寝耳に水でビックリしました。
 数年前からうつを患うようになってから、うつに関する本を何冊も読んだ結果、その2つの病は全く別物だと知っていたからです。

 当然、飲む薬も異なってきます。

少しずつ、抑うつ患者用から双極性障害患者用の薬内容へシフトしていきましょう

うつナマケモノ
うつナマケモノ

ですよねーーーーーーー!!!!!

 静かにうなずき、医師へ了解の意思をしめしました。

 次回は、では双極性障害はうつとどう違うのか、を説明させていただけましたらと思います。
 ……それより、私は「そううつナマケモノ」と改名したほうがいいのか、それが問題だ。

コメント

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